4400t/構造物のバージへのロールオン

 Heavy load moving equipment system Aerogo.
LNGタンクのブロックを、変形を避けるため剛性の高い架台上に搭載し、輸送用台船にロールオンする工法の開発プロジェクトチームに参画しました。
前後2列の脚(合計4脚)の下面に取り付けたエアキャスターと、バージデッキ上のエアジャッキを使って搭載する工法を開発しました。 この方法によりこれまで100回以上のロールオンおよびロールオフ作業が安全に実施されました。

沖縄県那覇港に敷設される4,400tの沈埋函を、建造された工場の岸壁から輸送用台船にロールオンする工事でエアキャスターが使用されました。

バージは岸壁に係船されているので、岸壁との間にはフェンダー分の隙間があるので、この部分を通過しているエアキャスターにはエア供給を停止します。

沈埋函の台船上への移動と共に台船の喫水と縦傾斜(トリム)は変化し、また潮位も変化するため、陸上の走行面と台船上の走行面のレベルを常に合わせるようにバラスト調整をしながら移動します。