特殊エアパレットの開発

特殊エアパレットの開発

エアパレット

積層パネルを製作する会社に、特殊なエアパレットを納入しました。
パネルは通常運搬用パレットに搭載され、フォークリフトで運ばれます。納入したエアパレットは、フォークリフトに代わってこの運搬用パレットの下面に挿入されます。
運搬用パレットの挿入口にはエアパレットの挿入の際障害となる構造部材があるため、これをクリアすること、さらに、運搬パレットの構造部材が過酷な使用により変形しているため、エアパレットの高さを調整すること、が必要となりました。

これらの問題を解決するために特殊な装置をエアパレットに組込み、変形の程度の異なる幾つかの運搬用パレットに対して試験を行い、エアパレットは、フォークリフトに比べ、簡単な操作で安定した運搬性能を示す安価な運搬手段であることを実証しました。特に、数トンのものは、人の手で簡単に微調整・位置決めできるエアキャスターの特性に対して、お客様の高い評価を得ました。

(2009.11)